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Alicia McKenzie's Blog

「待て松子!これは決して冗談でも君

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「待て松子!これは決して冗談でも君

「待て松子!これは決して冗談でも君の反応を楽しんでるんでもないっ!

聞いてくれ!今してるのは実際有り得なくない話だ!私は全てを許してる!もしそうなった時そう言う決めごとがあった方がいいだろう!?」

 

 

刀の扱いに慣れてない三津がそんな物を振り回しては無傷では済まない。桂は落ち着かそうと必死に訴えかけた。

 

 

「有り得なくない話……。」

 

 

その言葉に三津は複雑な表情を浮かべた。https://freelance1.hatenablog.com/entry/2024/04/28/044102 https://ameblo.jp/mathewanderson/entry-12850005543.html https://www.liveinternet.ru/users/mathewanderson/post504888522//

 

 

「そうだよ。でも君が嫌がってるのにする話ではなかったね。すまない,聞かなかったことにしてくれ。」

 

 

「うん,寝て明日には忘れり。」

 

 

入江もごめんねと頭を撫でて三津を宥めた。三津はしゅんとしながら吉田を鞘に納めた。

その姿に桂と入江は顔を見合わせた。

 

 

「次の町で休憩がてら何か甘い物を食べよう。」

 

 

桂は三津の背中に手を当てて寄り添いながら歩いて入江は少し後ろをついて歩いた。

 

 

 

 

 

町について三津と桂は甘味屋に立ち寄った。入江はちょっと散策して来ると言い残して別行動を取った。

 

 

……準一郎さんが変です。」

 

 

三津は団子を持ったまま俯いた。

 

 

「どの辺が?」

 

 

桂は詳しく聞かせて?とその横顔をじっと見つめた。

 

 

「久しぶりに二人で過ごした夜から……。」

 

 

「どうして?いつも通り隣りで寝たじゃないか。手を握って欲しいと言ったのが不満だった?」

 

 

「そうやなくて……。」

 

 

それだけだったのがモヤモヤした。「……三津,ゆっくり整理していこう。一番変だと思ったのは私のどこだい?」

 

 

「二人でいても……遠慮してはる……。」

 

 

「うん,それで?」

 

 

桂はゆっくり優しく三津が本音を口にしやすいように気遣った。

 

 

「遠慮されると……嫌だ……。」

 

 

「要らない気を遣ってしまってたんだね?それはすまない。どう嫌だった?」

 

 

「嫌というか……不安……。」

 

 

「不安?何が?」

 

 

その質問に三津は黙り込んだ。何が不安だったかすぐに答えは出ていた。

桂の気持ちが自分から離れてるのではないか。

 

 

「私……。」

 

 

桂に寄り添えず入江に甘えている癖に,桂には自分を好きでいて欲しいと思ってると気付いた。

 

 

『私……最低や……。』

 

 

団子の串を握ったまま俯いて唇まで噛み締めている姿に桂も少し考え込んだ。

それから団子を持つ手の手首を掴むとそのまま自分の口元へ運んで団子を一つ頬張った。

 

 

「ん,美味しいよ。」

 

 

呆気にとられて口を半開きで見つめてくる三津に穏やかに笑みを浮かべた。

 

 

「食べないなら口移しでもしようか?」

 

 

それを聞いた三津はふっと笑って首を横に振った。

 

 

「自分で食べれます。」

 

 

そう言ってお団子を口に運んだ。その横顔を桂は微笑みながら見つめた。

 

 

「美味しそうに食べてる姿も好きだなぁ。三津は散歩以外なら食べるのが好きだよね。」

 

 

「食い意地張っててすみません。」

 

 

にこにこしながら見つめられて落ち着かない。三津はツンと前を向いて食べ続けた。

 

 

「そんな悪い意味で言ったんじゃない。幸せそうに食べるから見てるこっちも幸せな気分になるんだよ。

だから乃美さんも君に落雁やら甘味を貢いでたじゃないか。

私の三津なのに。」

 

 

桂は愛おしそうに見つめながらもぐもぐ動く頬を人差し指でつついた。

 

 

『これは以前の小五郎さんや……。』

 

 

私の三津なのに

 

 

艶っぽい大人の笑みでさらりと歯の浮くような台詞を吐く。男なのにそこいらの女より色気があるのが鼻につく。

横目で見ればその色気を垂れ流した笑みがこっちを向いている。

 

 

「準一郎さん,あんまり人前でそんな笑みを振りまかないでください。周囲の女性陣の視線が痛いです……。」

 

 

ふと周りを見ればうっとり桂を見つめる女子達が嫌と言うほど目に入る。そして隣りのあの女は何だと冷たい視線が突き刺さるのだ。

 

 

「それはすまない,私は君だけに微笑んでるつもりなんだけどね。

落ち着かないから早く食べて場所を移そうか。」

 

 

三津は頷いて最後の一つを口に入れたところで桂が耳元で囁いた。

 

 

「人目につかない所へ行こうか。」

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