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Alicia McKenzie's Blog

文の詳細は、約一ヶ月でねまぐるし

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文の詳細は、約一ヶ月でねまぐるし

文の詳細は、約一ヶ月でねまぐるしく近藤達を取り巻く環境が変わっていたことを指していた。

 

 

浪士隊、発案者ーー清河八郎、その者は幕府を裏切り勢力を増す倒幕派に勢力を預けるというもので。

 

 

幕府への裏切り行為を意味していた。

 

 

浪士隊に参加した者殆どが故郷へ帰還するなか試衞館組、水戸派が独断で残り、壬生浪士組を設立したというものであった。

 

 

 

……本荘宿にて、水戸派との口論ありってなに……あの人達となにかあったの……それに、独断で京に残ったって……金子や食料は……

 

 

文に綴られる文面をみるごとに麗の眉間の皺は深くなる一方だった。その場に立ち上がった麗は、とっさに京に登ろう。その感情が支配したが、次の瞬間支配した思いは……

 

 

試衞館のことだった。

 

 

師範代だった沖田は今はいない。周助も体調が優れず、門下生の指導にあたっているのは実質……麗だ。https://diigo.com/0yi6xi https://rodney.bravesites.com/entries/general/%E9%88%B4%E3%81%AE%E9%9F%B3%E3%81%AF%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%84- https://www.tumblr.com/debsysblog/772101531855093760/%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%81%E3%81%AD-%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%81%E3%81%AD%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%82%8A%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E7%9A%86%E3%81%A7%E3%82%84%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E7%A7%81%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%8C%E4%BC%91%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%AA?source=share

 

 

 

…………

 

目線は足元に向かい結局、その日は京に残った近藤達の詳細を彦五郎に訊けないまま一日を過ごすしかなかった。

 

 

 

自分のしたいこと、夢、が様々な問題で出来ず仕舞いということは、誰しも一度はあることで……

 

 

麗も、今まさにそれに直面していた。

 

 

 

 

……はあ……

 

 

 

……今は此処が一番落ち着く……

 

 

その日の夜。

 

 

麗は再び、小川に足を運ばせていた。

 

 

自身の考えていること、周助の言葉、周りの考え。

この場所にくれば、少しだけ楽になれる自分自身が存在していた。徐に懐に入れた短刀を取り出し、暫し物思いにふけていた麗だったが次の瞬間ーー。

 

 

鋭い視線を右手方向に向けた。

 

 

 

「誰」

 

 

 

……鈴?……鈴の音

 

 

 

チリン……チリンッ、と暗闇から聴こえる不気味な鈴の音に、麗は警戒を露にし目を細めた。

 

 

 

近づいてきてる……鈴の音が……気味悪い

 

 

 

チリン、チリン、チリンチリンッーー。

 

 

鈴の音は徐々に近づき、麗はその場に立ち上がれば短刀の鞘を引き抜こうとしたが、その瞬間ーー。

 

 

 

音が止まった……消えた……

 

 

 

困惑した。

 

鈴の音が止んだのだ。あれほど近づいてきた鈴の音が途端に止み、麗は暫くその方向を見つめ動けずにいた。

 

 

 

……麗ちゃん?」

 

 

 

……つねさん……

 

 

「なかなか帰って来ないから心配したのよ……やっぱり、此処だったのね」

 

 

……すみません……。お手間をとらせて……

 

 

 

後方から提灯をもったつねが、麗に歩み寄ったが、麗は前方への警戒心はなかなか拭えずにいた。

 

 

 

 

なんだったんだろ……あの鈴の音……気になる……あの音……

 

 

帰る最中も、後ろを振り返り首を捻る麗の姿に、つねも同じように後方にふりむくそぶりを見せた。

 

 

「後ろになにかあるの?」

 

 

……いえ、なんか気配がありませんか」

 

 

「気配?……私は全然分からないけど……

 

 

 

……なにかいる……なにかがいる……絶対にいた……今もいる

 

 

 

疑惑は確信にかわった。

 

 

小川に目を向けた麗は、あれから時折、月夜に反射する影を見つめていたのだ。

 

 

そこに反射された影は、自身とつね以外に四つ……

 

 

 

……四人いる……

 

 

麗は思わず顔をしかめた。

 

 

短刀で、四人を相手どるのは極めて困難。

 

 

寒気が身体を這い、心拍だけが上がっていった。

 

 

どちらともなく速足になり、口数がなくなる。

 

 

真剣な麗の表情につねは困惑し、腹を守るように片手をさするそぶりを見せ、足音だけが響き渡る。

 

 

カラン、コロン……カラン、コロンッーー。

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