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Alicia McKenzie's Blog

口角を上げ目の奥に闘志を秘めてあの

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口角を上げ目の奥に闘志を秘めてあの

口角を上げ目の奥に闘志を秘めてあの不敵な笑みを見せるんだ。

その表情も口ぶりもまざまざと蘇る。

 

 

「そうやな……私もその時が来たら正々堂々言ってやる。私も三津を愛してると。

私だって来世も三津と居たい。この先もずっと。」

 

 

三津に全てを捧げると決めたんだ。この気持ちは嘘じゃないと吉田に認めさせたい。

 

 

「私はみんなに比べてパッとせん,何の取り柄もない影の薄い存在やなって思っとって今もそれは変わらず頭の片隅にあって……https://mathew.anime-movie.net/Entry/4/ https://mathew.99ing.net/Entry/4/ http://mathewanderson.futbolowo.pl/news/article/news-3

やけぇどこかみんなに遠慮しちょったと思う。

私は稔麿が一番優れた奴やと思っとった。どこかで嫉妬心もあった。私に無いもの全部持っとる。」

 

 

妹だってふさの方が可愛げがあって羨ましいと思ってたぐらいにどこか対抗心もあったと思う。

 

 

「でも私も稔麿に負けんぐらいに三津のことを愛しとる。木戸さんにも負けん。やけぇ私は生涯かけて三津を……

えー……寝とるぅ〜……。」いつの間に寝てしまっていたのか。柄にも無く熱く語ったせいで寝息に気付かなかった。

聞いていて欲しかった反面,我ながらくさい台詞を吐いたからある意味聞かれてなくて良かったかもしれない。

 

 

「聞き流す程度でいいって言ったん私やしな。」

 

 

おやすみと耳元で囁いてから入江は布団を抜け出し隣りの部屋へ向かった。

 

 

「木戸さん起きてますか?」

 

 

声を掛けると少しの間があってからあぁと返事が聞こえた。

 

 

「松子寝ました。」

 

 

「そうか。」

 

 

桂は戸は開けずにそう返すだけに留めた。かなり警戒されてるなぁと入江は苦笑いをしながら訪ねた用件を口にした。

 

 

「なので部屋代わって下さい。」

 

 

「は?」

 

 

さっきの警戒心が嘘のように瞬時に戸が開いた。桂の疑念たっぷりの顔が隙間から覗いている。

 

 

「だってあんな可愛いの横で寝てるなんて生殺しもいいとこやないですか。辛いんで代わって下さい。」

 

 

「触ればいいじゃないか。」

 

 

「隣りに旦那がおるのに手を出す度胸は私には無いです。」

 

 

『こいつそう言う所あるよな。変な所で臆病と言うか小心者と言うか。』

 

 

「私だって起きた瞬間に隣りで寝てるのがお前じゃなくて私と気付いた松子のがっかりした顔で傷付きたくないからやだね。」

 

 

だから大人しく戻れと追い払おうとした。

 

 

「じゃあ少しだけ話し相手してもらえませんか。聞いてもらったら大人しく戻ります。松子が寝てもて話足りんのです。」

 

 

そう言われては桂も断れない。桂もお人好しなのだ。少しだけだぞと念押しして中に入れてやった。

入江はすぐ戻ると入口脇に腰を下ろして桂から距離をとった。桂は布団の上に胡座をかいた。

 

 

「松子は何の話の途中で寝てしまったんだ?」

 

 

「大まかな話は終わっとりました。

後は思い出話するようなもんやから聞き流してくれていいとは言っとったんですが……やっぱり話足りなくて。」

 

 

「そうか。すっきりするまで話せばいい。」

 

 

入江は軽く頭を下げて感謝の意を伝えた。

さっきまで警戒心の塊だったのにこうして相手をしてくれる。疲れて寝たいだろうにそんな素振りも見せない。

そう言う所が男女問わず好かれる要因なんだろうなぁと思った。

 

 

「稔麿の話をしてました。私なんかよりどれだけいい男やったかを。

稔麿は報われんかった。誰よりも三津を愛して護って来たのに。

それに比べて私が三津を好きになるきっかけは不純すぎて……。稔麿の想いを考えるとあいつと私の寿命を入れ替えたかった……。」

 

 

『なるほど,死者に遠慮してるのか……。加えて三津と同じで自分に自信がないんだな。』自分を卑下してもういない相手にまで遠慮して。だいぶ心が弱ってるようで桂は心配になった。

 

 

「九一,お前が三津に興味を持った動機は不純かもしれんがそれは稔麿も同じだぞ。

あいつも私をからかう為に三津に近付いたからそこは気にする必要はないぞ。」

 

 

……え?」

 

 

「お前が悩んでるのはそこか?面白半分で三津に近寄った自分が,三津に尽くしてきた稔麿を差し置いて想いを通わせた事に罪悪感があるのか?」

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