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Alicia McKenzie's Blog

「もうある意味罰は受けちょるやん……。

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「もうある意味罰は受けちょるやん……。

「もうある意味罰は受けちょるやん……。本当に好きな女子とは夫婦になれんのやけぇ……。」

 

 

「小太郎……。」

「小太郎さん……。」

 

 

うずくまり肩を揺らす姿に桂と三津は悲しげに表情を歪ませた。

 

 

「小太郎,汚名を濯ぐにはこれからの生き様で証明していくしかないだろう。無論私もだ。」

 

 

落ち込む背中に声を掛ければゆっくりと頭が持ち上げられた。https://andreww.anime-navi.net/Entry/6/ https://kate.asukablog.net/Entry/5/ https://josef.blogger.ba/2024/05/10/%e4%b8%89%e6%b4%a5%e3%81%af%e8%b2%b0%e3%81%a3%e3%81%9f%e9%87%91%e5%b9%b3%e7%b3%96%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%a3%e3%81%8b%e3%82%8a%e5%91%b3%e3%82%8f/

 

 

「木戸さん……。やっぱり貴方はいい理解者です……。私の痛みも分かってくれる……。」

 

 

入江は弱々しい顔で微笑みながらゆらりと立ち上がった。

 

 

「まぁ……分かりたくはないが同じ男としてやらかして来たのは事実だからな……。」

 

 

これからお互い償って行こうと励ましの言葉を続けようとしたが,

 

 

「理解者として慰めてっ!!」

 

 

入江が両手を広げ飛び付こうとしてきたのを桂はひらりと交わし,左腕を掴んでそれを背中で捻り上げて入江を地面に抑えつけた。

その鮮やかさに三津は桂に拍手を送った。

 

 

「いててててっ!痛いっ!酷いっ!!この扱い酷いっ!!」

 

 

「その気色悪い冗談のが酷く質が悪いぞ。」

 

 

「だって三津に抉られたらもう慰めてくれるの木戸さんしかおらんやーん……。」

 

 

入江はもう全気力を使い果たしたと言わんばかりにぐったり地面にへばりついた。

それを聞いて流石に可哀想だと思ったがその油断で悲劇を招いて来た。桂は桂で自分の身を守ろうと必死だ。地面にへばりついた入江はしくしく泣き始めた。

 

 

「充分報いは受けちょるやん……。だって入江九一は戦死したやん。もう存在すらせん。やけぇここに生きちょる私は何者でもないそっちゃ……。」

 

 

「小太郎……。この際もう河島小太郎として生きたらどうだ?」

 

 

「そのつもりやった……。三津と結婚して,そうやって別人になって生きるつもりやった……。やけどそれも叶わんかった。」

 

 

それを聞いて桂は手を離してゆっくり身を引いた。それを言われては何も言い返せない。

入江はのそのそ立ち上がって着物についた土埃を軽く払った。そして肩を落とし,俯いたまま深い溜息をついた。

 

 

「小太郎……それはすまないと思ってる……。だから君達の好きなようにしろと……。」

 

 

「好きなように?私が望む通りにしていいと?」

 

 

入江は俯いたまま桂を見る事なく問いかけた。

 

 

「そうだ。だから……。」

「だったら慰めてやぁぁぁ!!!」

 

 

隙ありと入江が飛び付こうとしたが桂の拳骨が突き刺さり,ゴンっ!と鈍い音が響いた。

 

 

「いっ!!!」

 

 

相当痛かったらしい。入江は声にならない声を上げながら脳天を抑えてしゃがみ込んだ。

 

 

「次やったら命はない。松子行くぞ。」

 

 

真剣に心配して損したと桂はご立腹で歩き出した。

 

 

「小太郎さん,大丈夫?どこかで癒やしの時間は取りますからそんな自傷行為に走らんでも……。」

 

 

三津は立てますか?と手を差し伸べた。入江はその手を握り苦笑いを浮かべながら立ち上がった。

 

 

「癒やしの時間取ってくれるそ?」

 

 

「それぐらいは。準一郎さんもそこはいいって言ってはるし,自分の身の安全が保証されるなら口は出してこんと思いますよ。

面倒くさい感じにはなりそうですけど。」

 

 

「それは違いない。

そしたら松子に癒やしを求めようかねぇ……にしても自傷行為って……。」

 

 

「わざわざ痛みで痛みを紛らわさんでもいいでしょ。

ふざけてないと落ち着かんぐらいなんですよね。重症です。」

 

 

入江はそうみたいと弱々しく笑った。

 

 

「ちょっと待っててくださいね。」

 

 

三津はそう言って小走りで桂の横へかけて行った。

 

 

「準一郎さん,すみませんが少しの間でいいんでどこかで小太郎さんと二人で話す時間もらえませんか?

勿論準一郎さんと二人の時間も取ります。小太郎さんよりも長めに。」

 

 

『上手いこと言うなぁ。やはり松子には敵わんな。』

 

 

桂は小首を傾けて見上げてくる三津に感心した。

 

 

「構わないよ。私も君との時間を楽しみに歩くよ。

だから情緒不安定なあいつの隣りに居てやりなさい。」

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