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Alicia McKenzie's Blog

の局長が斬られたんだ

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の局長が斬られたんだ

の局長が斬られたんだ。赤穂浪士のごとく、全員で討ち入らなかっただけまだましだ。あれは、おれのなかでは穏便にすませたつもりだ」

 

 局長に突っ込まれ、逆切れする副長。

 

「局長、副長、平素はわれらに気を遣っていただいていますが、江戸城ではそういった気遣いは無用でございます。どうか、われらを犬と思っていただき、態度もぞんざいに・・・」

 

 俊冬である。

https://medicalinspire.com/posts/85556/?fbclid=IwAR026rSR6znrzudDFEDVnO3QSUuo3sUuzUEWQonEv9DwLz1PS-Ovbl0PwX4

意外懷孕|拆解坊間4大避孕謬誤 意外懷孕 勝のときと同様、新撰組が「眠り龍」と「狂い犬」をてなづけ、つかいこなしているということをしらしめる必要がある、というわけか。 いくつかの門を通る。が、いちいち案内板がたっているわけではないので、正直、なんの門なのかわからない。

 

「これが、桜田門だ」

 

 濠ぞいにあるいていると、木々が生い茂るなかにひっそりと門があらわれた。俊冬が、このときだけぽつりと教えてくれる。

 

 俊春が子どものとき、おおくの刺客を殺めた場所・・・。

 なにゆえか、「桜田門外の変」よりも、そのことのほうがリアルに頭をよぎる。

 

 あれ以来、何百回通ったであろう。俊春は、さして気にする様子もなく、あゆんでいる。

 

 そして、大手門を通過し、本丸御殿へ・・・。いよいよ、である 江戸時代、大名たちは、決められた登城日はかなりはやい時刻に屋敷をでる。遅参は厳罰になるという以前に、拙速こそが武門の誉れだとしていたからである。

 

 行列が大手門にいたると、まず「下馬」の立て札があり、そこで大半の供を残す。それからさらにすすむと、「下乗」の立て札が。そこで、御三家以外は駕籠からおり、徒歩で下乗橋を渡る。そこでも、ついてきている供はいなくなる。

 

 そして、中之門を通過し、中雀門にいたると、本丸の玄関がみえる。そこで、刀番に刀を、草履もちに草履をあずけ、大名は一人、無腰で御殿へと向かう。

 

 それ以降、たとえ御三家であっても、一人で行動しなければならない。

 

 様々なマナーがある城への登城。幕末がどうなるかもわからぬ不安定な状態。

 

 マナーなど、あってないようなもの。

 

 それでも、太刀や脇差はもちこむことはできない。とを託す。

 

 とそこへ、永井の姿が玄関先にあらわれる。

 

「おおっ、まいったか、近藤、土方。相馬も・・・。兼定も、まいってくれたか。おおっと、撫でたいところだが、ときがない。馬鹿ども、否、老中が雁首そろえてまっておる」

 

 永井は、笑みをたたえて声をかけてくれる。

 相棒は、その永井にぶんぶんと尻尾を振っている。

 

 こちらから指示せずとも、愛想を振りまくタイミングとがわかっているようだ。

 

 現代のときとはえらいちがいだ、とつくづく思う。

 

 沢の左脚許にお座りする相棒に、二人とともにまつよう指示する。

 

 ふんっと、鼻を鳴らす相棒。

 

「しっかり、局長と副長を補佐してこいよ」、といわれている気がする。

 

 相棒の代弁者俊春と、があう。

 かれが苦笑する。

 

 たぶん、それはあっているのであろう「ささっ、これへ」

 

 永井に急かされ、そそくさと御殿内にはいる。

 

 城の内部は、二条城や大坂城とさしてかわらない。

 

「あの、。「ささっ、これへ」

 

 永井に急かされ、そそくさと御殿内にはいる。

 

 城の内部は、二条城や大坂城とさしてかわらない。

 

「あの、のごとく、馬鹿の一人や二人、脅してやればよい」

 

 永井のジョークだろうか。そのわりには、こちらに向けられている横顔は、マジである。

 

 

 久吉と沢に、全員が玄関先で得物をあずけ、馬の手綱と相棒の期になると、それもうやむや、テキトーになっている。しかも、いまは、このすぐ。

 

 

「玄蕃頭、これはまたお戯れを・・・」

「近藤、生真面目なおぬしだ。これから会う馬鹿どもの申すことが、いかに的をはずし、論外であったとしても、相手にするであろう・・・」

「いえ、玄番頭、すでに土方らに諫められております。それにしても、さようにひどいのですか」

 

 局長は、あらためてショックを受けたようである。

 

「まぁ、二百五十年以上もつづき、平和の上に胡坐をかいておったのだ。ボケても仕方なし。もう諦めておる」

 

 永井は、しみじみとつぶやく。

 それを、副長も双子も静かにきいている。

 

「ここだ」

 

 大広間を通りすぎ、ちいさめの部屋のまえで、永井は立ちどまり、あらためておれたちのほうに体ごと向き直る。

 

「俊冬と俊春が、うまくやってくれる。さぁ一戦、交えようぞ」

 

 いうなり、うしろ掌で障子を開けた。

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