[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
でお堂へとあるきはじめた。
「そういえば、主計の愛しい八郎はどうなるんだ?あいつは、生真面目だからな。江戸の「練武館」を訪れたとき、迷っていたであろう?遊撃隊で、うまくたちまわっていたらいいが」
原田は、https://blog.naver.com/nav3656/223190637666 https://freelance1.hatenablog.com/entry/2023/08/22/211052?_gl=1*e0upkf*_gcl_au*NDk5MTMyMTEwLjE2OTI0NTg3NDE. https://ameblo.jp/freelance12/entry-12817324884.html おれに意味ありげな笑みをみせる。
まだ流山にうつるまえの話である。
副長、永倉、原田、斎藤、双子と子どもたちで、伊庭八郎の生家である「練武館」を訪れたことがあった。
伊庭が、「剣術の勝負をしよう」と誘ってくれたのだ。このおれを、である。それはもちろん、快諾した。でっ、さっそく招きに応じた。が、誘われたのはおれだけなのに、おまけがたくさんついてきたってわけである。
伊庭との勝負は、最初から最後までおされっぱなしではあったものの、引き分けにおわった。そのあと、やめておけばいいのに、副長まで勝負をしたがった。副長の望みである。もちろん、勝負をした。
ちなみに、副長はこのとき、油をまき散らすというチートな、もとい、高等テクニックを披露してくれたのだ。
その授業料が高くついたのは、いうまでもない。後片付けが大変であった。
思い出に残るひとときであった。
もちろん、伊庭とすごせたからというわけではない。
それがたとえだれであろうと、想い出に残るひとときになった、はずである。
おそらく、ではあるが。
「ってか、主計の愛しい八郎君っていったいなんなのです?原田先生、そんな誤解を招くようないいかた、やめてくださいよ」が崩れまくっておるぞ。その助兵衛な笑み、みっともないからやめたほうがいいと思うのだが」
うしろから、俊春のマジな声が飛んできた。
かれの声は、そんなにおおきくなかった。が、このあたりは静謐と表現していいほど静かすぎる。音といえば、俊春とおれの軍靴と原田の草履が、獣道に落ちている葉っぱを踏みしめるかすかな音くらいである。
ゆえに、いまのはまるで声高に非難されたみたいに響き渡った。
「ちょっ・・・・・・。なにゆえ、うしろをあるいているあなたに、おれの表情がわかるんです、俊春殿?」
立ち止まり、くるりとうしろを振り返った。同時に、腰に掌をあて、相棒をしたがえている俊春にすごんでみせる。
べつに、相棒が俊春にべったりだからやっかんでいるわけではない。念のため。
「ぽちだ。わたしは、ぽちだ。以前のように、ぽちと呼んでくれ」
かれもまた、立ち止まった。もちろん、相棒も。
こうしてみてみると、なにゆえか俊春のほうが弟犬で、相棒が兄犬みたいな気がする。
兄犬である相棒は、弟犬である俊春が心配で心配でたまらないって感じがしてならない。それゆえに、俊春についてまわっている。そんな雰囲気だろうか。
それにしても、本物の犬の名が「兼定」って立派なのに、の呼び名が「ぽち」?
思わず、笑ってしまいそうになった。もっとも、いまさら、であるが。
「わかりましたよ、ぽち」
「ならば、さきほどのおぬしの問いにこたえよう。おぬしの後頭部だ。おぬしの後頭部の表情をよんだのだ」
「後頭部?」
あまりにも想像のななめ上をいきすぎてる回答だったので、声がうらがえってしまった。
木々のむこうのほうで、種類のわからぬ鳥が騒ぎながら飛び立っていった。
「こ、後頭部って・・・・・・」
を掌でさわってしまった。
の頭、つまり脳をふくめた頭全体に寄生して体全体をのっとってしまうのである。その頭は、刃物や鞭のように形をかえ、どんな相手でも倒してしまう。そして、
脳裏を、「寄〇獣」っていう漫画がよぎる。を捕食するのである。
たしか、アニメや映画にもなったかと思う。
漫画しかみたことがないが、結構、衝撃的であった。
頭が真っ二つに割れたり、身体の部位が変形して刃物っぽい武器に変形したりするのである。
もちろん、いまここにそんなものは空からやってきていないし、おれも寄生されていない。
「『きせ〇じゅう』とは、なんのことであろうか?」
俊春は、またしてもおれをよんだらしい。かわいらしく尋ねてきた。
「いいんですよ。ただの漫画、草双紙みたいなものです」
「どのような物語なのだ?」
「いいんですよ、ぽち。ただの荒唐無稽な話なんですから」
さらに、さらに声を大にしてしまった。
「くーん」
一方的に怒鳴ってしまったやなやつになってしまった。
相棒が、泣きそうになっている俊春をみあげてなぐさめている。
「おいおい、主計。
ある日、空から正体不明の生物がやってきて、
無意識のうちに、
「主計。文句をつけるわりには、