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Alicia McKenzie's Blog

「そうなんですかぁ…」

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「そうなんですかぁ…」

「そうなんですかぁ

 

 

「うんだからもうあんまり会えへんなぁ」

 

明里は寂しそうに空を見上げる。

 

 

 

 

「また、遊びにきてくださいよ!」

 

美海は明るく笑った。

 

 

「そうやね!」

 

つられて明里も笑った。

 

 

「じゃあ。もう行くわ!」

明里はその場を去った。

 

 

 

 

冷たい風が吹く中、美海はその後ろ姿をじっと見ていた。

 

 

 

「美海さん」

 

 

「沖田さん!」

 

呼ばれた方を振り向くと沖田が立っていた。https://carinacyril786.livedoor.blog/archives/5232085.html https://note.com/carinacyril786/n/nf6faab1816f9?sub_rt=share_pb https://carinadarling.joomla.com/1-uncategorised/1-2024-11-26-51-10-21

 

 

「寒いでしょう。温かいお茶淹れたんで中で飲みましょう」

 

 

ドキンッ

 

「はい!」

 

美海は心臓に手を当てて笑った。

 

 

 

好きなんだなぁ。

 

 

 

 

美海は駆けて言った。

 

 

山南は時が流れて忘れられると言ったが、それはないだろう。

 

 

あの人は大きなものを沢山残していったのだから。

山南の切腹後直ぐ、人数が多すぎて窮屈であった新撰組は、0310日、壬生から離れ、西本願寺に移転した。

 

 

 

 

だが広くなり安堵したのも束の間。

 

 

 

「なんでこんな多いのぉぉぉお!?」

 

美海の雄叫びが響き渡った。

 

 

 

 

ガラッ

 

「美海さん!終わりましたか!?急に熱を訴えだした者が!」

 

沖田が勢いよく戸を開ける。

 

 

 

毎日沢山の乱闘があり、実は今、新撰組隊士の多くが風邪、体の一部を負傷など、病人が多いのだ。

 

 

最近やっとそれに手を動かし始めたのだが、医者が美海一人の新撰組は全く手が足りないのだ。

 

 

忙しさのあまり未だ美海と沖田の恋には進展あらず。

 

 

 

「すぐ行きます!」

 

バタバタバタバタ!

 

 

 

 

 

パチン

 

「近藤さん。流石に美海一人じゃ限界じゃねぇか?」

 

 

近藤の部屋で将棋をしていた土方が屯所中を忙しく駆け回る美海を見て言った。

 

 

 

パチン

 

「確かにな奴を呼ぶかなぁ

 

「奴?誰か頼りはいるのか?」

 

 

「あぁ。すっごいのがな」

 

 

 

近藤はそう言うとニッと笑った。

 

 

「まずいなぁ

 

 

とりあえず体に不調がある隊士を一つの部屋にまとめた。完璧に完治している隊士は少なく、怪我も応急処置でいっぱいだ。

 

 

 

「美海さん!コホッこれはどうしたら?」

 

沖田は取り替えたであろう沢山の濡れた手拭いを抱えている。

 

 

 

 

美海はそんな沖田をまじまじ見る。

 

 

 

「ななんですか?ケホッ」

 

 

 

やっぱり。聞き間違えじゃない。絶対に咳してる。

 

 

ここ最近部屋でも夜我慢したような咳が聞こえてくるのを美海は知っている。

 

 

 

「沖田さん。一回診させていただけませんか?」

 

 

まだ確信はない。決定的証拠もない。

ただ、沖田総司は結核という現代で学んだ歴史的知識が美海を不安にさせる。

 

 

あの頃はただかわいそうだなとしか思わなかったのになぁ

 

 

「診るって私を!?いやだなぁ!どこも悪くない私を見るよりひどい隊士さんを見てあげてくださいよ!」

沖田は明るく笑う。

 

 

「いや。沖田さん咳してるし立派な病人ですよ。一番隊隊長が倒れたらどうするんですか!」

 

「大丈夫です。ただの流行り風邪ですよ放っておけば治ります!

じゃ!美海さん、確かここ(西本願寺)には風呂がないから樽でも貰って来いって言ってましたよね!街に探してきま~す!」

 

そう言うと沖田は逃げるようにその場を去った。

 

 

「全く

美海はため息をついた。

 

 

それから美海は巡回、非番の日は治療とかなりハードなスケジュールになっていた。

 

 

「なんか病院生活に戻ったみたい

 

美海はポツリと呟いた。

 

「え?」

 

 

美海はこたつ寝転がり肘をついて頭を支えている。親父体勢だ。

 

そんな姿を沖田は直視できない。

 

 

 

久しぶりに現代のようなハードな生活に戻り、美海はかなりの疲労が溜まっていた。
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