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「いやぁ、しかしお前本当に隊長だったのか?ちっせぇなぁ~!!」
「うるさい佐川さん!俺は普通なの!この人たちがデカイだけなんだから!」
佐川と藤堂は既に仲良くなっている。
始め、藤堂がわからなかったのは実質的に『新撰組』と佐川が会ったのは油小路の後だからである。
「まぁお前はチビッコだからなぁ」
ニヤニヤと原田が藤堂をつつく。
「な!左ノだってデカイだけで馬鹿じゃん!」
「まぁ左ノは馬鹿だが頭は良いんだよな」
永倉が苦笑いした。
「でも槍しかできないじゃん!刀なら勝つもんね~」
“俺はあまりに平凡だ”
そう思っていた藤堂だが、彼もまた一歩、進んでいる。
「まぁ…総司に掛かればお前もコテンパだぞ」
斉藤が小さく笑いながら呟いた。https://mathewanderson.livedoor.blog/archives/6346629.html https://annapersonal.joomla.com/2-uncategorised/2-2025-01-06-14-63-71 https://mathewanderson.livedoor.blog/archives/6346655.html
「総司って、沖田か?あの船酔いの…」
佐川の言葉に全員苦笑いした。
「あいつら大丈夫かなぁ…」
ふと永倉が呟いた。
亀裂が生じていたとは故、自分達が離脱したことに罪悪感を感じている。
「永倉ぁ。大丈夫だろ」
また予想外に佐川が答えたため、一同目を見開く。
「土方さんがいるんだぜ?あの人が負けるわけねぇ。あの人の戦の仕方はまるで喧嘩だ。パパッと勝つさ」
「あの人は喧嘩師なんだ」
原田が言った。
「斉藤…山口くんから聞いた」
そうだ。あの喧嘩師がいたから日野の芋道場から新撰組まで成り立ったのだ。
負けてたまるか。
「それに、船酔いと言えどあの有名な剣豪、沖田に立花、犬っコロ…」
あぁ。
「「「市村です」」」
声を揃えて答えた。
可哀想に。佐川に羨望の眼差しを向けていたのに。
永倉は心の中で哀れんだが、犬っコロでわかってしまう自分が悲しかった。
「そうそう。犬コロ小姓の市村くん。あいつも土方さんに頼りにされてんだ。大丈夫だ」
いつも市村を邪険に扱っている土方からは意外すぎて目を見合わせた。
鉄。お前、あの人に頼りにされてんだってさ。
がんばれよ。
永倉は再び心の中で唱えた。そして小さく笑った。
「そうだな…大丈夫だ!」
そう言って、前に進んだ。
「平助。そういや鉄伸びたぜ?」
再びニヤニヤと原田が語る。
「まじで!?鉄のやつ~…ごめん…鉄って誰?」
藤堂は市村と入れ違いなため、知らない。
「犬っコロに抜かされちゃあ…なぁ?」
意地悪そうに佐川が笑う。
「だぁぁあ!もう!俺には犬っコロなんてあだ名なかったもんねぇ!」
「「チビッコ」」
原田と佐川がニヤつきながらいう。
永倉の予想していた通り、この二人はイキが合いそうだ。
「で…でも美海には勝ってたもん!」
「辛うじでな」
「もうやだこのおっさん達!!一ぇ!しんぱっつぁぁあん!!」
永倉は苦笑いした。
「永倉さん」
「ん?」
「近藤さんの墓ならここの天寧寺だ」
「………わかった。守るぞ」
永倉は目を閉じて笑った。
会津に更なる応援、三人が到着し、その後もしばらく会津は戦争が続く。
「やぁ土方くん」
「榎本さん!!お久しぶりです」
あれから、私達は仙台に到着すると、早急に榎本さんに取り次いだ。
彼は気さくな人で19の頃に一度蝦夷地にも行っているらしい。
その他には、幼少のころにジョン万次郎の私塾で英語を、その後にはオランダ留学など海外語学には長けている。
大政奉還後、海軍副総裁に命じられ実質的には幕府海軍のトップになった。
新撰組でいう、土方的立ち位置だ。
「待っていたよ」