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のことはすでにしりつくしている。ゆえに、いまさら探ったところでまあたらしいことはなにもない。かえって薩摩の好意を踏みにじることになるであろう」
「ははっ!さすがだな、ぽち」
永倉が苦笑する。
双子は、局長の斬首がおこなわれるまえに探りを入れていたのだ。
「おまえも、https://diigo.com/0sf6an https://www.deviantart.com/terry7090/status-update/--826747399 https://brandsly1.journoportfolio.com/articles/han-nochou-inanteshimasenyo/ すこしは体躯を休めちゃどうだ?と申してもきかぬか」
「申し訳ございません。では、これにて。おっと兼定、おまえも・・・・・・」
俊春は、副長のすすめを謝罪とともにやんわり拒否し、一礼してから去ろうとした。
その俊春に、当然のごとく相棒がついてゆこうとする。
なんだか、おれが相棒と呼ぶのもおこがましくなってきてやしないか?
「あの、ぽち。おれもいっしょにいっていいですか?」
べつに、相棒をとられたからじゃない。神に誓って、の邪魔をしようというわけではない。
これではまるで、お笑いコンビみたいである。いままでいっしょにやってきた相方が、とつじょほかの芸人に鞍替えしてしまったって感じである。
残されたボケ役は、ってか、おれはツッコミ役だと思っていたが、それも最近では自信がなくなってしまっている。兎に角、一人取り残されたおれは、ただ呆然と相方の背を見送るしかないのである。
「主計、お主もつかれておろう。軍議がおわるのをまつのは、わたし一人で充分だ。ゆっくり休んでいればいい」
「いいんですよっ!いっしょにいかせてください」
思わず、口調がきつくなってしまった。俊春は声こそきくことはできないが、おれのや心をよんだりして、いまの剣幕に気がついたにきまっている。
その証拠に、かれのが悲し気にゆがんだ。いまにも泣きだしそうである。ガチに、「世界名〇劇場」の主役を演じている。もちろん、おれが主役をいじめる、あるいはこきつかう超絶憎ったらしい悪役である。
惜しむらくは、この場にいる全員がイヤなやつに同調して主人公をいじめる側ではなく、主人公の味方であるってことであろう。
「おいおいおい、主計。いまのはいただけぬな。これは、たまや左之がいたら、マジで殺られる事案だぞ」
なにげに現代っ子の永倉が、まず攻撃してきた。
「ああ。たしかにな。なにゆえ、ぽちに当たり散らす?ははん、兼定を寝取られた腹いせってやつだな」
「寝取られていませんっ!」
「寝取っておりませぬっ!」
副長の比喩表現に、俊春とかぶってしまった。
副長・・・・・・。あなたといっしょにしないでいただきたい。
相棒は、でないばかりか雌でもないのです。
「ステューピッドな上にユー・サックだな、主計」
「半次郎ちゃんよりやっせんぼじゃ」
あー、最悪だ。
現代っ子バイリンガルの野村にディスられるのはいつものことだが、「薩摩の野村」、もしくは「野村第二号」こと別府にまで、ダメだしされてしまった。
ってか、別府よ。なにゆえ、半次郎ちゃんをひきあいにだす?半次郎ちゃんは、やっせんぼじゃないではないか。
「すまぬ、主計。おまえのおこないは、もはや救いようがない」
おつぎは島田とがあった。なんと、神のごとき寛大なかれにまでみはなされてしまったではないか。
「すみません」
「あああ?きこえぬぞ。それに、かようにぶっきらぼうに申しても、謝罪にはならぬ」
副長が掌を耳にあて、嫌味マックスにいってきた。
「すみませんっ!すみませんっ!すみませんっ!これでいいでしょう?だいいち、いっしょにいかせてくれって頼んだだけではないですか。それのどこが、ぽちに当たり散らすことになるんです?教えてください」
VIPの謝罪会見みたいに、ぺこぺこ頭をさげながら『すみません』を連呼したあと、穏やかに、自分では穏やかなつもりで尋ねてみた。
「わお!逆ギレだ。おっかねぇ」
なにげに現代っ子な永倉のさらなる非難が、おれを叩きのめす。「晋介どん、おべちょくとよか。いまのが逆ギレっていうんじゃ」
「利三郎どん、勉強になっ。こいで、おいどんな半次郎ちゃんよりえろうなるっかもしれもはん」
野村……?
めっちゃ薩摩弁がうまくないか?それに、別府よ。ツッコミどころが満載すぎるが、とりあえずはに染まりすぎてやしないか?
「副長。では、いってまいります。ゆくぞ、兼定、主計」
「おうっ!いってこい」
そして、いままでのコントがすべて夢のなかのできごとのように、俊春はしれっと家の外へとでていってしまった。そして、それをドヤ顔で見送る副長たち。
しかも「兼定、主計」って、おれのほうが相棒より格下ってこと?
「ちょっ、ちょっとまってくださいよ、ぽち」
副長たちに一礼し、あわてて追いかけた。もちろん、ぽちと相棒を、である。
相棒は、ぽちの左脚うしろにくっついている。
「晋介どん、ずんばい勉強しもんそ。レッツ・スタディ・ア・ロット!」
「オッケー、利三郎どん」
家を飛びだした瞬間、現代っ子バイリンガルの野村と別府のはしゃぎ声が、背中にあたった。
神よ。どうか別府を悪魔から救ってください。
仏よ。どうか別府からマーラの誘惑を退けてください。
心底祈らずにはいられない。
「ぽち」
きた道をひきかえしながら、かれに呼びかけた。
相棒はあいかわらずおれたちの間で闊歩していて、おれが俊春におイタをせぬよう、